ママがハッピーなら子どもたちも”だいたい”ハッピー

⑤『いっしょに食べよ♪』 “ぱく もぐ ごくん”

~食べることに難しさをかかえている子とそのパパ・ママのために~
家庭でしかできない食育って?

 

こどもが食べてくれないと、ついつい「これ食べて」とか「もっと食べて」と言ってしまいますよね。私も、食が細い息子にこんな言葉を投げかけていました。でも、ある日ついに「ご飯食べたくない…」と泣かれてしまったのです。そこでハッと気づきました。良かれと思って言っていた言葉が、かえって食べづらい空気を作っていたことに。

「躾は家庭の責任」と考える人が多い日本では、「食育」というと知識(栄養バランス)やマナーに目がいきがちです。でも、「ごはんの時間は楽しい」という、こどもの頃の体験こそが、最も大切で、家庭でしかできない食育になるのではないかと思うのです。
「楽しい」と思えていたら、そのうち知識やマナーにも興味がわいてくる。楽しくなければ、せっかくの知識やマナーも、「押し付けられる嫌なこと」になってしまいます。

そう考えてみると、イソップ童話の「北風と太陽」みたいです。
「食べて食べて」と北風を吹かせていては、子供たちの口は閉じてしまいます。食事の時間に家族が笑顔で過ごしているうちに、「食べてみたいな」と口が開くようになる気がします。ただ、食べられるようになるまでには、少し時間もかかります。それを笑顔で見守るには、親の心の余裕も必要です。親の忍耐力を試されているような気もします。
食べない我が子を見て、ついつい言いたくなった時は、「北風と太陽」のはなしを思い出してみてください。

小浦ゆきえ
小児栄養サポーター 代表
NR・サプリメントアドバイザー

https://www.kodomo-mog.jp/