ママがハッピーなら子どもたちも”だいたい”ハッピー

②『一緒に食べよ♪』“ぱく もぐ ごくん”

~食べることに難しさをかかえている子とそのパパ・ママのために~
好き嫌い・偏食はどうしておこる?~まずは理由を知ることから~

 

偏食に悩むママにお話しを聞いていると、「離乳食の時は食べてくれたのに…」と言われることが良くあります。我が家もそうでした!離乳食の時は、どぎつい緑色のお粥も、オレンジ色したニンジンペーストもパクパク食べてくれ、「うちの子は偏食しないで食べてくれる♡」と喜んだものでした。いま思えば、あの頃の私は何も知らなかったのです。「子供の好き嫌いが起こるのは離乳食が終わってから」だったなんて。

人が食べ方をまなぶ最初のステップ生後半年~1年くらいの時期は、口に運ばれたものをほぼ何でも受け入れてくれます。これは好き嫌いがないということではなく、判断する能力を持っていないから。でも、この時期に色々な味を体験しておくことは、味覚を育てる上で重要な意味があります。
それを過ぎると、自我や感覚(視覚・味覚・嗅覚など)が発達し始め、好きなものとそうでないものが出てきます。また、賢くなったことで「未知のものを恐れる」という感情も生まれてくるのです。ですから、好き嫌いが出てきたことは「わがままになった」ということではなく、「感覚・感情が発育した」というサインなのです。

そして、この好き嫌いを超えたところで「健康のために食事を選ぶ」という判断ができるようになるのは10才くらいから。もちろん、それまで放置してよいということではありませんが、目標は「今すぐどうにかしなければ…」ではなく「中学生や大人になるころには判断できるようになってほしい」くらいで大丈夫なのです。
解決を急いでいるときほど、食事の時間が楽しくないものになってしまいます。食育も偏食・小食の対応も、「食べるって楽しいな」と感じてもらうとことが最初のステップです。そのためにも、あわてずじっくり、スモールステップで進んでいきましょう。

小浦ゆきえ
小児栄養サポーター 代表
NR・サプリメントアドバイザー

https://www.kodomo-mog.jp/