ママがハッピーなら子どもたちも”だいたい”ハッピー

③『一緒に食べよ♪』“ぱく もぐ ごくん”

~食べることに難しさをかかえている子とそのパパ・ママのために~
子供はどんなものが嫌い?~本能+凸凹特有の感覚過敏~

 

好き嫌いなく何でも食べる子がいる一方で、食べられるものが極端に限られた子もいます。
この違いはどうして起こってくるのでしょう?

ひとまず、人間の本能による部分と、感覚過敏による部分を分けて考えてみましょう。
本能は、人間が生きていくために長い年月をかけて体に染みついている感覚です。例えば、「酸っぱいものは腐っている」「苦いものは毒」「緑のものは熟していない」といった身を守るためのもの。そして、「赤いものは熟れている」「甘味と脂はエネルギー源(もっと食べよ)」といったように、体を維持するためのもの。こういった本能があることで、人類の祖先が生き延びてこられたのです。ただ、この本能は「学習」によって変えていくことができます。「緑だけど食べられる」「苦味が美味しい」など、色々な食品を食べていく中で味覚と認知力が育ち、食べられるようになっていきます。

発達に凸凹がある子の偏食が起こる理由の一つとして、「未知のものへの恐怖心の強さ」「慣れたものへのこだわり」のため、「新しいものにチャレンジできない」「チェーン店や市販品を好む(味がいつも同じ)」ということが考えられます。もう一つの理由が「感覚過敏による不快感のため食べられない」ということです。例えば、味覚が過敏(特に酸味・苦味が多い)で味を強く感じたり、聴覚過敏で噛むときの音を不快に感じたり。この他、不揃いなものを嫌がる子は、複数の素材が混ざっていたり切り方が均等でないことで食べられないことがあります。
同じ「食べられない」でも、理由はそれぞれ。お子さんをじっくり観察し、「食べられるものの共通項探し」をしてみましょう。

小浦ゆきえ
小児栄養サポーター 代表
NR・サプリメントアドバイザー

https://www.kodomo-mog.jp/